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大家族ママFPのお役立ちコラム 片づけるとお金が貯まるって本当?? お金が貯まる部屋になる3つのルール
今回は子ども6人を育てる(気を抜けばお金はかかるしモノは増える!)が実践するお金が貯まる片づけのルールを伝授します。
知らなかった!?モノにはライフサイクルがある(不要になってもいいんです!)
捨てるなんてもったいない、要らないなんてもったいない、とモノを溜め込んでいませんか?要らなくなるということ自体が悪いことのように考えがちですが、実はモノにはライフサイクルがあります。ライフサイクルとともに必要になることもあれば不要になることもあります。また、人にとっては便利でも、我が家にとっては不便ということもあります。
大事なのは必要なときはしっかり使い、不要になったときにすぐ手放すということ。すぐであれば欲しい人に譲ることができます。すぐであれば欲しい人に売ることもできます。もったいない、高かったからと収納の奥にしまい込んでしまうことは、劣化するのを待つのと同じこと。その方がもったいないです。あ、やっぱり要らなかったな、もう使わないな、と思ったらすぐ手放しましょう。古くなれば捨てるしかありませんが、今なら誰かが使ってくれるかもしれません。
→ルール1.モノにはライフサイクルがあると心得る
部屋を圧迫し、家計を圧迫している正体は??
部屋を圧迫し、家計を圧迫しているモノたちは、昔は全てお金だったのです。あぁ、これがお金のままだったらな、と思いませんか?お金のままの方が色々な用途に使えます。不要なものを買わずにすめば、手元に残るのはお金です。1つ1つのものが不要かどうかの判断は片づけることによって明確になりますが、片づけまでに時間がかかるかもしれません。
そこで、今すぐ始めていただきたいのが、ストックゼロ生活。未開封のものをなくし、全て使用中にしてしまう生活です。
ストックしているつもりでも、いざなくなったとき「え!コンディショナーばっかりでシャンプーないじゃん!」ということってありませんか?そんなとき、とりあえず水を入れてしゃかしゃか振って、もう一回頑張って使いますよね?ストックがなくても実は何とかなるものです。家庭でのストックの管理は会社でいうところの在庫管理。これは中々大変な仕事です。大変なことはやめましょう。ストックはないものと決めていれば、なくなりそうになったら買えばいいので、買い物に行ったときにストックあったっけ?と悩む必要はありません。また、ストックがなくなることで収納スペースも各段に広くなることでしょう。
→ルール2.ストックはしない
かも、かも、かも、は要りません!!
いざ、片づけよう!モノを捨てよう!と思っても判断基準が明確でないと作業は一向に進みません。そこで、私は「かも」と思ったら処分するようお伝えしています。これは使っている、着ている、運動会のとき使う、よそゆきの時に着る、と断言できるものは要るものですが、家パーティーをするとき使うかも、ランチ会のとき着るかも、と取っておく理由に「かも」がつくときは処分しましょう。もしも、万が一、その「かも」と言う状況が来たとしてもそのころには機能が悪かったり、流行りに合わなかったり、そもそも見つけられなかったり、あること自体忘れていたりと使えない可能性の方が大です。必要になったときに調達するようにしましょう。
→ルール3.「かも」と思ったら処分する
お金が貯まる部屋になる3つのルール、覚えていただけましたか?
- モノにはライフサイクルがあると心得る
- ストックはしない
- 「かも」と思ったら処分する
さて、この3つを実践してお金がいくら貯まるでしょうか?ライフサイクルに沿って手放していくと、他の人からも「これ要らない??」声をかけられるようになってきます。例えば…買うつもりだったホームベーカリーが無料で手に入る+10000円。ストックをしなくなったことで無駄な日用品買いが減り月+3000円。分類が不要になって買わずにすんだ100均のカゴ+1000円。かも、と思ったものを思い切ってフリマアプリで売って+10000円。などなど。
「モノが増える」ということは「お金を払う」ということなので逆に「モノが減る」ということは「お金が増える」ということになります。
ちなみに筆者は6人の子供たちの洋服はお下がりを活用しています。ワンシーズン着たらすぐ次の方に回しています。○○ある?と聞かれることもよくあります。次の子に着るかもとずっとしまい込んでおくよりもずっとモノも喜ぶし、家もすっきり、家計も嬉しいですよ。
お金が貯まる部屋になる3つのルールぜひ実践してみてください。